キャタピラー(CAT)2017Q2決算と株価
企業概要
キャタピラー(Caterpillar)は建設機械や鉱業機械、産業用ガスタービンなどの製造で世界最大の会社です。日本の企業でいうとコマツや日立建機などが同業になります。
原油や資源価格の下落で需要が減少していましたが、業績が底打ちしてきました。
サマリー
・発表日 2017/7/25 プレマーケット
・売上 $11.33B +9.6% コンセンサス予想より+$400M
・non-GAAP EPS $1.49 +36.6% コンセンサス予想より+$0.23
・GAAP EPS $1.35
・GAAP net income $802M
・2017FYの予想売上は$42〜44B($38〜41Bから上方修正)
・2017FYの予想non-GAAP EPSは$5.00($3.75から上方修正)
・決算発表後の株価 終値で+5.88%
・2017FYコンセンサス予想PER 114.54/4.32=26.51
・2018FYコンセンサス予想PER 114.54/5.40=21.21
・http://www.caterpillar.com/en/investors/quarterly-results.html
売上・EPSとも予想をクリアしました。
ガイダンスも大幅に上方修正され、株価は上がっています。
引き続き市場環境は厳しいものの、中国での建設関連、北アメリカでのガス圧縮関連が改善したとのことでした。また、資源と原油関連は底打ちし、建設関連は多くの地域で需要が改善しているとのことでした。
A number of our markets remain challenged, but there were improvements in a few of our key markets this quarter. Construction in China and gas compression in North America were highlights. Mining and oil related activities have come off recent lows and we're seeing improving demand for construction in most regions.
Caterpillar (CAT) Q2 2017 Results - Earnings Call Transcript | Seeking Alpha
建設関連は過去の見通しの+0〜5%から、+10〜15%ほどに大幅に改善しています。
We now expect Construction Industries sales for the year to be up 10% to 15% versus the previous outlook of flat to up 5%. This is driven largely by higher end user demand in both China and North America. Order rates for Construction Industries have been strong through the first half of the year across most regions with an exception of the Middle East and Brazil which remain challenged.
Caterpillar (CAT) Q2 2017 Results - Earnings Call Transcript | Seeking Alpha
決算発表メモ
セグメントは「Energy & Transportation」「Construction Industries」「Resource Industries」「Financial Products」です。
Construction Industriesの売上は$4.93B +11%、利益は$901M +64%でした。
Resource Industriesの売上は1.75B +21%、利益は$97M(2016Q2は-$163M)でした。
Energy & Transportationの売上は$3.94B +5%、利益は$700M +16%でした。
Financial Productsの売上は$692M -1%、利益は$186M +9%でした。
決算推移(GAAP)
売上・利益は下がっていますがフリーキャッシュフローはしっかりしています。
チャート
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アメリカ小売売上高とコアCPI(2017/8)
アメリカ小売売上高
小売・サービス業の月間売上高についての指標で、自動車、フードサービス、建築材、ガソリンなどが含まれています。データはアメリカ国勢調査局のものです。
https://www.census.gov/retail/marts/www/timeseries.html
前月比+0.2%と低調でした。
過去2ヶ月の数字も下方修正されています。
コア消費者物価指数(コアCPI)
個人が購入する商品やサービスの価格変動を示すもので、コアCPIとは全体から食品とエネルギーを除いたものです。
データはアメリカ労働統計局のもので、 All items less food and energyの項目です。
前月比+0.2% 前年比+1.7%でした。
前年比が1%台に落ちてきていて減速気味です。
2017/9/15 ニューヨーク市況概況
インデックスと為替
ほぼ変わりませんでした。
セクター
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変更履歴
2017.05.02 PPG JPM除外 V組入
2017.05.08 SBUX組入
2017.07.14 V SBUX CRM除外 MSFT組入 5銘柄に
2017.09.02 HD除外 BABA組入
投資状況
円:ドル=70:30です。
実質実効レートで見るとかなり円安なのでドルは少なめです。
2017年のレンジとしては105~115円を想定しています。
現金:投資=80:20です。
トランプの政権運営がうまくいかないと予想しているので、投資比
個別銘柄
上がった銘柄は、JNJ +1.51%、MMM +1.84%、EOG +2.33%、TSLA +3.71%、NVDA +5.72%でした。
下がった銘柄は、GOOG -1.58%でした。
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2017/9/14 ニューヨーク市況概況
インデックスと為替
ほぼ変わらずでした。
今朝ミサイルが撃たれましたが、もう反応薄でしょう。
セクター
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アリババ設立記念パーティー 恒例のジャック・マー「七変化」、今年の演目は? 写真15枚 国際ニュース:AFPBB News
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変更履歴
2017.05.02 PPG JPM除外 V組入
2017.05.08 SBUX組入
2017.07.14 V SBUX CRM除外 MSFT組入 5銘柄に
2017.09.02 HD除外 BABA組入
投資状況
円:ドル=70:30です。
実質実効レートで見るとかなり円安なのでドルは少なめです。
2017年のレンジとしては105~115円を想定しています。
現金:投資=80:20です。
トランプの政権運営がうまくいかないと予想しているので、投資比
個別銘柄
上がった銘柄は、PFE +1.91%、TSLA +3.12%でした。
大きく下がった銘柄はありませんでした。
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2017/9/13 ニューヨーク市況概況
インデックスと為替
ほぼ変わりませんでした。
セクター
注目銘柄
注目銘柄に関する今日のニュースはこちらです。
HTC、スマホ事業をGoogleに売却の噂 | ギズモード・ジャパン
変更履歴
2017.05.02 PPG JPM除外 V組入
2017.05.08 SBUX組入
2017.07.14 V SBUX CRM除外 MSFT組入 5銘柄に
2017.09.02 HD除外 BABA組入
投資状況
円:ドル=70:30です。
実質実効レートで見るとかなり円安なのでドルは少なめです。
2017年のレンジとしては105~115円を想定しています。
現金:投資=80:20です。
トランプの政権運営がうまくいかないと予想しているので、投資比
個別銘柄
上がった銘柄は、BAC +1.59%、AMZN +1.73%、BABA +2.09%、EOG +2.97%、PXD +4.3%でした。
下がった銘柄は、PPG -1.53%でした。
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