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レンディングクラブ(LC)株2015Q2決算

レンディングクラブ(LC:Lending Club)2015Q2決算カンファレンスコール

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サマリー
・Q2の売上はYonYで売上は98%増、QonQでは19%増
・Q2の調整済EBITDAは0.134億ドルでYonYで235%の成長
・年間の営業利益ガイダンスを4.05~4.09億ドルとし、Q1に示した3.85~3.92億ドルから引き上げ
・Q3の調整済EBITDA予想は0.12~0.14億ドルでマージンは12.1%
・年間の調整済EBITDA予想は0.49~0.53億ドルでマージンは12.5%

株価の動き

レンディング・クラブ【LC】:株式/株価 - Yahoo!ファイナンス

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Q2のカンファレンスコールへようこそ。この四半期の結果もすばらしかったです。YonYで売上は98%増で、QonQではQ1では17%の成長だったところをQ2では19%でした。これは初期の計画より速く、機会を効率的にとらえることができました。すばらしい勢いに乗るコアビジネスと新ビジネスにより、年間のドルベース売上とEBITDAの見込みを再度上方修正することにしました。

Q2の結果と主な施策の進行状況から始めましょう。その後、リピーターについて話し、フレームワークについて議論し、経営陣への参画についてお話ししましょう。その後、キャリーにマイクを渡し、決算結果の詳細、3Qのガイダンス、年間の見通しについて話してもらいます。そして、Q&Aに入ります。

それでは始めましょう。Q2のローン組成はYonYで90%増加し19.1億ドルになり、1年前の四半期と比べて10億ドル増加しました。去年4月にSpringstoneの買収を完了したため、今QがYonYでの成長を比較できる最初のQになります。112億ドルの消費者と小規模ビジネス向けローンが8年前にスタートしたプラットフォームを通じて発行され、直近の12ヶ月では61億ドルになります。現在我々のマーケットは需要にも供給にも制限されていません。

各Qの成長プランは長期の株主価値を最適化するように計画され、顧客満足のためにすばらしいユーザーエクスペリエンスを届け、また、リスクマネージメントと効率化で長期的な価値を提供します。Qが進むにつれ、内部及び外部環境が計画を上回る成長を支え、その機会を得ることができました。先程述べたように、売上はYonYで98%つまり9600万ドル増加し、QonQではQ1は17%でしたがQ2では19%成長しました。Q2の調整済EBITDAは1340万ドルでYonYで235%の成長です。

マージンはQ1の13.1%からQ2では13.9%になだらかにのびています。にもかかわらず、エンジニアリングと長期成長を支えるプロダクト開発への積極的な投資を行い、活動的な経験の中での操業を効率化し、バックオフィスへ積極的な投資を行い、将来の成長のリスクを低減するためのリスクマネージメントを行っています。

今Qの主な施策とその他ハイライトです。最初に、マーケティングチャンネルに関するアップデートです。個人向けローンでは、更なる効率化をもたらす新しいローカルチャンネルを用い、マーケティングチャンネルの多様化を進めています。また、獲得コストを低減し、営業とマーケティングコストはQ1の2.04%からQ2では2.01%に低下しました。

よい影響があったネットワーク効果はまだ継続していて、Q2では特に個人向けローンがさらに効率化され、それによってコンバージョンレートがより高くなり、効率がよくなりました。今Qでは競争激化による悪影響は認められませんでした。今Qと前Q末にかけて地理的に市場を拡大し、2州で借り手となることができ、5州で貸し手となることができるようになりました。教育と医療ファイナンスはQ2の投資対象です。営業チームが範囲を広げ、勢いをつけています。実際、教育と医療ファイナンスの発行量と売上はその他の事業より%ベースで伸びました。これは初めてのことです。

スモールビジネスでは今Qにおいて幾つかのパートナーシップを開始し、幾つかのパートナーシップを契約しました。それに含まれるのは、Ingram Micro(世界最大の卸売技術の会社)とアメリカの小売業者に対して30万ドルまでのunsecured lines of credit(?)とローンを提供する特別パートナーシップを結びました。また、オンライン特別小売業のZulilyとも特別パートナーシップを結んで、オンラインの商店主への融資を可能にしました。我々の尺度とブランドと評判がこの業種で最も必要とされるパートナーシップを確実なものにしています。また、卓越した技術構造によって統合されたパートナーシップを効率的に開始できています。

新しいチャンネルのテストとしては、Q2においてはラジオとテレビでいくつかの直接レスポンステスト広告キャンペーンを行い、いくつかのテストマーケットでよい結果が出ました。このプログラムを大きく拡大する前に、引き続きメッセージメディアチャンネルでのテストと改善を重ね、予想可能で一貫した向上に挑戦していきます。短期間で多くの学びを得て、よい結果だったことを付け加えておきます。

最後に、全てのカスタムプログラムに渡って進展がありました。これが含むのは、スモールビジネス、教育、医療ファイナンスでマーケティング、配布、値付けとクレジットモデルの改善でQ2に33%成長しました。今Qに二つの一時開示を行ったので、それを利用すればこのビジネスの長期トレンドが理解できるでしょう。一つめはリピーターに関するもので、投資家と債務者の両方についてです。二つめは融資ポートフォリオで、そのポートフォリオがここ数年どのように利率を下げたかです。前Qにいくつかの顧客満足度のデータを公開しました。債務者のとても高い顧客満足度はリピートにつながります。今Qは四半期利益のプレゼンテーションをウェブサイトで公開しました。いくつかのスライドは投資家と債務者のリピーターに関するトレンドです。

投資家側の場合、再投資と口座残高の増加が満足度の主要な指標です。スライドには年度毎の小売の投資家の口座残高があります。ソフトウェア小売投資家は今Q初めて10万アカウントを超え、これには続けて残高を増やし元金と利子を再投資している投資家が多く含まれています。初期の平均延滞額の低さと、年度毎の平均的な口座残高の成長に気づくでしょう。最も直近の2014年度1年分では平均口座残高は1万5000ドル以上になっています。

Q2では個人投資家スタンドオフローン14.5億ドルの70%を占めています。今QはマイルストーンとなるQで、個人投資家寄与分が初めて10億ドルに到達したQです。地理的に事業を拡大し、新しい州の投資家に門戸を開くことで、この大切な投資家が引き続き安定的な資本を提供するでしょう。新規投資及び再投資の量は、投資家が参加し満足しているかどうかを示す明確な指標です。

債務者については、リピート率を年度毎と全体の顧客からの割合についてレポートしています。最初のローンが返済されるか部分的に償却されると、だいたい27%の債務者はリピーターになり、4年間のうちに二回目のローンを借ります。クレジットポリーシの点からすると厳重な規則があるにもかかわらずです。投資家側からも見たように、リピート率は年々上昇し、顧客体験と満足度の改善に努めているので、3年のリピート率は直近の年度で30%に近づいています。まだ顕在化していない本質的な価値は、100万人にものぼる既存顧客の14%のみしか二回目のローンを借りていないことです。

高速で成長しているので、債務者の平均借入年月は約1.3年で、約80%の債務者は過去2年の間にローンを初めて借りました。借入年月が伸びるにつれ新しいユースケースや商品を開発します。リピーター債務者のトレンドとクロスセルの機会は年度でも全体でも引き続き伸びると予想しています。

クレジットの観点からは、プラットフォームで厳重に制御していて、二回目のローンを借りるときに一回目のローンと同じ信用チェックとパラメータを用い、信用のレベルにより変わりますが、6~12ヶ月分を期日内に返済していることが必須になっています。リピーターの数とパフォーマンスについてはとても重視していて、それによって安定して予測できるリターンを提供することができます。

また四半期決算の資料において一回目と二回目の借り入れについての概要を記載しています。このシンプルな図で示しているのは、リピーターのためにはセールスやマーケティング費用は必要なく、寄与マージンは二回目のローンで80sになり、リピーターの平均寄与マージンは60sで、全体としては45%になっています。ユースケースを拡張し新サービスを提供することで、このトレンドが示す追い風は、顧客エンゲージメント、コスト効率のよいローンの増加、そして寄与マージンのレバレッジです。

投資家分類と平均利率に移りましょう。投資家分類のうち20%は自発的な投資家で、50%はファンドや管理口座を通じた個人からの投資で、30%は機関投資家です。機関投資家は多岐にわたり、基金や地方自治体、保険、銀行、ファイナンス、資産管理会社や会社の保険基金を含み、我々のプラットフォームに柔軟さをもたらし、ローン組成スコープの拡大とプライムローンとそれに準じたもののための資金提供の拡張が可能になります。

ネットワーク効果の主な推進要素は、これまでの8年間に収集したデータと確実にリターンを上げてきた結果で、投資家の自信を深め、リスクプレミアムを抑制します。これが可能にするのは、プラットフォームが借り手に取って低い利子を提供し、積極的な選択を推進し、ローン効率を高め、トラックレコードをさらに強固にします。

結果として3年間でプラットフォームのリスクプレミアムは270ベーシスポイント改善しました。借り手のために利子率を下げる能力は、低い利子率を受け入れる既存投資家と、より四種的な新しい投資家によってもたらされます。今年のこれまで、20%の個人ローンは銀行やファイナンス会社によって受けられました。一般的にこれらの期間は他の機関投資家より(?)です。プラットホームはアセットマネージャーを含むもっと積極的な機関投資家などによっても恩恵を受けます。

規程の枠組みについていくつか説明します。マーケットプレイスが恩恵を受けるのは、効率的な規程の枠組みからで、それによって借り手は銀行と同じレベルの消費者保護が受けられます。一方、柔軟性やコスト効率、軽い資本にもなります。特に、すべてのローンは監督され、政府が取り締まる銀行によって発行されます。そして我々の規程は公平な貸与であり、公平なレポートです。プラットフォームの一つの価値としては、技術を用いて消費者保護をより効果的に効率的に行うことです。

銀行や枠組みのパートナーシップの代用としては、ステートライセンスを用いた直接貸与があります。しかし、ステートライセンスの元では、利子率は州の上限に制限されます。現在の構成比からすると、だいたい12.5%のローンが南方の州で上限を超えます。もう一つの重要な規程の枠組みとしては、銀行のように保証金を集めていないということです。投資家に対して証券やローンを売り、利子と期間の点で合意していますが、当社は投資家によるクレジットリスクや利子リスクを仮定していません。ですので、保証金やDSE insuranceはありません。

過去8年間に渡って市や州レベルの規程管理官と定期的に対話し、建設的な議論を行いました。一般的に、管理官は我々のビジネスのやり方と、ローンをより手にしやすく透明にすることの利益を認識しています。例えば、CSTBのリチャードがAPのインタビューで語ったのは、マーケットプレイスへの質問で、「これまでとても消費者フレンドリーだったし、発展するだろう」ということでした。さらに透明でさらに消費者にとって良い産業にしていきます。

財務省はこの頃パブリックコメントを募集し、オンラインマーケットプレイスローンとローンのアクセス拡張についてヒアリングを行いました。この目的は、オンラインマーケットプレイスローンの潜在力を評価し、範囲を広げることです。財務ルールの枠組みは産業の安全な成長をサポートするように進化するべきです。

透明でオープンなプロセスを立ち上げることに財務省が着手したこと賞賛します。それによって認識と理解が促進されるのは、顧客にやさしく透明な現在のルールの枠組み、われわれの顧客にやさしく透明なビジネスで、当社が安全にとても大きなオンラインマーケットプレイスになるためのサポートが適用されるでしょう。それによって消費者やスモールビジネスオーナーへの可用性などが向上します。

Carrieにマイクを渡す前に、SandeepBhandari がCCOとして参加することをお知らせします。経営陣の一員としてSandeepを歓迎します。CapitalOneのCapitalOneBankでACCOとして働いていました。その前には、戦略、クレジットリスクマネジメント、マーケティング、・・・などの経験があります。

Chaomei Chen は引き継ぎ期間後退任します。Chaomeiにはとても感謝し、前の役割では4年間基礎を作ることに従事し、すばらしいクレジットリスクマネジメントの組織を作りました。新しい人生がすばらしくなるように願っています。キャリーにマイクを渡し、財務結果の詳細とQ3のガイダンスと、年間見通しについて話してもらいます。

Carrie Dolan - CFO

今Qも素晴らしい決算結果で最初の見込みを超えれたのは、継続的な成長といくつかの良い要因のおかげです。決算結果を確認した後、Q3と年間のガイダンスを確認し、質問を受け付けます。YonY比較のコメントはすべて1年前のQ2と比べています。

Q2の総組成額は19億ドルとなり、YonYで90%の増加です。組成額の増加は収入増につながります。Q2の営業収益は9610万ドルとなり、YonYで98%の増加です。収益の大部分は二つのルートで得られています。一つはローン組成時の取引手数料で、8570万ドルとなり、YonYで87%の増加です。概算で営業収益の89%になります。

二つめは投資家の利益から得るマネジメント料です。2Qでは900万ドルでYonYで208%の増加です。

2Qの収益パフォーマンスはいくつかの良い要因から見込みを上回っています。一つめはローン商品のマーケット効率が良いことです。二つめは顧客プログラムの調子が良いことで。これは個人向けローン、教育と医療ファイナンスとスモールビジネスを含みます。顧客プログラムの組成はQonQで33%増加し、全組成額の24%を占め、前Qの21%から増加しました。

三つめは好ましい投資家集合があることで、彼らはより高いサービス料を払ってくれます。組成の一部の額は営業収益となり、比率は5.03%で、これはQonQで0.07%増加しYonYで0.2%増加しています。

サービスとマネジメント手数料が0.17%の増加を説明します。サービスが含むのはローンへのサービス保証です。去年は会計上の一時的な調整を行い、YonYで0.09%の増加になりました。取立手数料が高くなり0.05%増加し、残りの0.03%はサービス手数料が高くなったのと手数料の改訂です。

その他の収入もYonYで0.09%増加し、丸ごとのローンを売ったことが原因です。この増加は0.07%の減少で相殺されていて、それは教育と患者ローンで2014の終わりに発売したものが低い収益率だったからです。QonQでは全体に渡って収益率が改善しています。

費用に移ります。費用は二つに分かれ、一つは直接的に収益に寄与するもので、もう一つはインフラと長期成長のための費用です。費用を確認するときに気をつけてほしいのは、ストックオプションと減却、買収に関わる金額は含まれていないことです。寄与マージン費用は直接的に収益を生むもので、営業マーケティング、ローン組成やサービスを含みます。

営業マーケティング費用が含むのは、借り手や投資家を集めたり活動させることとブランド確立です。Q毎に変化し、季節要因、流通手段、流通テストやその他マーケティング活動を行い新商品の発売をサポートします。

Q2では営業マーケティング費用は3850万ドルで1年前は1861万ドルでした。組成額からの比率としては、営業マーケティング費用はQonQで2.04%から2.01%に減りましたが、YonYでは1.85%から2.01%に増えました。YonYでの増加の原因は、効率化の追求の影響で、個人向けローンのために新しいビジネスや流通経路、費用組み替えの影響です。前Qに示したように、個人向けローンの組成とサービスに関わる費用を組み替え、営業マーケティングにしました。この組み替えを除けば営業マーケティング費用は2Qで1.95%となり、前年より0.1%の増加だったでしょう。

ネットワーク効果は引き続き良い影響があり、営業マーケティング費用はYonYで0.05%減少しています。この効率化は0.15%の上昇で相殺され、これは教育と疾病ファイナンスとスモールビジネスのために営業チームに投資し新しいマーケティングチャンネルを作ろうとしているためです。

組成とサービス費用が含むのは個人関係の費用です。取立、サポート、支払い手続きのチームやベンダーのコストでローン組成時に発生し、銀行やクレジット会社の手数料のようなものです。Q2では組成とサービス費用は1440万ドルで前年の810万ドルから増加しました。組成額からの比率としては、QonQで0.02%(0.73%から0.75%)の増加、YonYで0.05%(0.8%から0.75%)の減少となっています。

0.06%の組成の再分類とサービス費用を除いたものは0.01%高くなり、それは個人向けローンが向上し、スモールビジネスと教育及び疾病ファイナンスが非効率になったことで相殺され0.03%の改善となります。営業マーケティングと組成とサービス費用は営業収益に対して計上され、貢献利益とマージンをもたらします。

ドルベースでは貢献利益は4.32億ドルでYonYで97%の増加でした。ローン組成からの比率としては、マージンは0.08%増加して2.18%から2.26%になり、YonYでは収益向上で0.2%増加しましたが、新商品の費用で0.12%相殺されています。営業収益からの比率としては、Q2のマージンは44.9%で、前年の45.1%前Qの44.1%からわずかに減少しています。

費用の二つめのカテゴリーはマージンに関係ないものですが、調整済EBITDAマージンに含まれるもので、インフラと長期成長のための費用です。具体的には、システム開発や商品開発、販管費です。エンジニアリングと商品開発費用が含むのは、人件費と固定資産ではないハードとソフトの費用です。引き続きシステム開発チームを確立し、今後の成長を支える新商品を開発し、自動化を促進し、スケーラビリティを確保し、セキュリティを確保します。

システム開発及び商品開発費用は2Qで1.04億ドルとなり、YonYで82%の増加です。営業収益からの比率としては、2Qのシステム開発及び商品開発費用は10.8%で前年の11.7%から減少しています。その他販管費が含むのは人件費で、法務、財務、監査、会計、リスクマネジメント、人事それに加えて設備費です。2Qの販管費は1.94億ドルとなり、YonYで59%増加しています。引き続きバックオフィスに投資していて、環境を改善しリスクを低減します。このQに効率を改善し、営業収益からの比率としては、その他販管費は2Qで20.1%となり、前年の25.2%から減少しています。

調整済EBITDAを求めるために、収益から営業費用を引いています。今Qの調整済EBITDAは1.34億ドルで売上の13.9%でした。前年の2Qは0.04億ドルで売上の8.2%でした。調整済EBITDAがガイダンスより増加した原因は、売上の増加と販管費の効率化です。調整済ネット収益(GAAPネット収益からストックオプションや買収費用を抜いたもの)は0.103億ドルで一株あたり0.03$でした。前年の2Qは0.023億ドルで一株あたり0.01$でした。GAAPネット損失は0.041億ドルで、一年間は0.092億ドルでした。

GAAPと調整済ネット収益との差は、主にストックオプションが0.042億ドル増えて1.25億ドルとなったことです。営業収益の比率からするとストックオプションは12.9%となり、前年の17.3%から減少しました。

バランスシートを見てみましょう。伝統的な銀行と比べながら見たように、ローンに投資される資本は投資家へのローン販売や証券販売なので、預金ではありません。我々のマーケットモデルの一番の差別化ポイントは、ビジネスモデルとしてクレジットリスクを想定せず、ローン貸出に資産を使わないことです。ローン販売や証券は完全にローンと一致します。バランスシートを確認すれば、ローンは資産であり負債としても一致するものがわかります。ローンや手形や証書の価格変動は相殺され、資産に影響は及ぼしません。

3月末には総資産は48億ドルとなり、36億ドルはローンで、8.88億ドルは販売証券用の現金で、残りの2.58億ドルはその他資産です。サービスポートフォリオはバランスシートのローン残高と販売済ローンを含んだもので65億ドルとなり、前Qは56億ドルで前年のQ2は33億ドルでした。

2015Q3についてはこう考えます。すばらしいパフォーマンスを出しているので、素早く統制のとれた戦略はうまくいっていると考え、今後のリスク軽減につとめます。年間の収益とEBITDAのガイダンスレンジを再度引き上げます。Q3の営業収益は1.06億ドルから1.08億ドルでしょう。年間のガイダンスは4.05~4.09億ドルとし、Q1のカンファレンスコールで示した3.85~3.92億ドルから引き上げます。

長期の利益算出と調整済EBITDAとネット収入を最適化することに集中しています。しかし、短期的にはチャンネル開発、商品開発、システム開発、自動化、サポートやリスクマネジメントに投資していきます。加えて、季節変動があるので営業マーケティングの効率が4Qは下がるでしょう。

Q3の調整済EBITDA予想は0.12~0.14億ドルでマージンは12.1%です。年間では0.49~0.53億ドルでマージンは12.5%です。