Invest Shift 株式投資ブログ

株式投資についてのブログ

ニッセイグローバル好配当株式プラスの評価

投資信託人気ランキング上位にはやはり分配金の高いREITなどが並びやすいようです。

ニッセイから出ているこのファンドの中身はどうでしょう?

評価のポイント

・20年以上の長期投資を前提

・分配金

・手数料

・信託報酬

投資信託やETFの信託報酬とは? - Invest Shift

ニッセイグローバル好配当株式プラスの概要

・日本を含む世界各国の好配当株式へ投資(実際には組入銘柄上位は外国のものばかり)

・保有株式の一定水準以上の値上がり益を放棄する見返りとして、オプション料を受取る取引を行っている

・純資産総額193億円(2015/11/20)

ニッセイグローバル好配当株式プラス(毎月決算型)−投資信託のニッセイアセットマネジメント

評価ポイント

×分配金が多い

 直近一年間で3600円と現在の基準価額の27%程度の配当を行っています

 税金が引かれた後に再投資する分複利の効果が薄くなります

×手数料が高い

 販売会社によると思いますが3.24%が上限

 手数料は無料が基本です

×信託報酬が高い

 1.6956%なのでかなり高い部類です

 20年投資すると34%程度も持っていかれてしまいます

まとめ

コストが高く投資先には向きません。

ニッセイはいいファンドも販売していますが、こういう高コストなファンドもあるんですね。

もし高配当株式ファンドを買うならVanguard VYM(信託報酬0.1%)やHDV(信託報酬0.12%)の方が良いかと思います。

分配金はニッセイグローバル好配当株式プラスの方が多いかもしれませんが、分配金なんて一部取り崩して現金化してるのと変わりませんからね。

VYM バンガード米国高配当株式ETF

HDV iShares 高配当株ETF

↓参考になったらクリックお願いしますm(_ _)m