VIX(恐怖指数)を知っていますか?
VIX指数とは
VIX指数とは恐怖指数とも呼ばれていて、S&P500のボラティリティー(急激な値動き)を指数化したものです。計算式はWikipediaにのっていますがややこしいですね。
株価が大きく動いたときは大きくなり、株価があまり動かないときは小さくなるという特徴を持っています。
つまり、何か大きい出来事が起こったときに、過去の出来事と比較してどの程度影響があったかがわかります。
地震が起こったときに震度計を見るようなものですね。
2015年のVIX指数のチャート
2015年の場合はチャイナショックで株価が下げたときに大きく動き、50を少し超える程度にまで上昇しました。
この近辺のS&P500指数は、2102.44(8/17)から1867.61(8/25)まで11%ほど下がっています。
過去10年のチャート
過去10年を見てみると、チャイナショックはリーマンショックのときよりだいぶ小さく、上ヒゲは大きいもののすぐに収束したことがわかります。
リーマンショックの右は「HFT(高速取引)の影響」で、
さらにもう一つ右は「米国債格下げ・欧州の債務危機」だったようです。
フラッシュ・クラッシュ「症候群」 - K-ZONE money(ケイゾンマネー)
まとめ
VIX指数は震度計のようなものなので、未来の予測には使えませんが、過去と比べてどのくらい影響が大きかったかがわかります。
株価が大きく動いたからといって変に不安になりすぎないように活用してみると良いのではないでしょうか。
アメリカのYahoo!Financeでチェックすることができます。