アメリカ失業率と非農業部門雇用者数(2016/1)
全体的には良くも悪くもなく、雇用面から見ると改善が続いています。
失業率とは
米労働省労働統計局が発表する統計の事で、失業者を労働力人口(失業者と就業者の合計)で割ったものです。約6万の世帯が調査対象となっています。雇用統計の中では、非農業部門雇用者数の注目度が高いのですが、失業率の変化で、マーケットが変動する事もある重要な指標です。
今回の数字
4.9%と0.1%改善しています。
非農業部門雇用者数とは
全米の1/3を網羅する、農業以外の雇用者の変化(前月比)です。
非農業部門雇用者数(Non-farm Payroll)とは、米労働省労働統計局が発表する統計の事で、非農業部門に属する事業所の給与支払い帳簿を基に集計されたものです。自営業、農業従事者を含まず、対象事業所は約40万社・従業員数約4700万人で、全米の約1/3を網羅していると言われています。米国の雇用情勢を計る、経済指標の中でも最重要な指標です。
今回の数字
+15.1万人でした。