アルファベット(GOOG、Google)2015Q4決算
企業概要
Alphabet Inc.(GOOG、GOOGL、Google)は、検索エンジン、Cloud、オンライン広告などのサービスを提供しています。
セグメントはGoogle、Other Bets です。
Other Betsはまだ売上や利益がしっかり立つ前の、実験的な試みのセグメントです。
Other Betsに含まれるのは、Fiber(超高速通信)、Verily(予防医学)、Calico(老化と病気)、Nest(サーモスタット)、自動運転などです。
決算発表でちゃんと未来についても語っててやっぱりすごい企業だと思いました。
サマリー
・決算発表日 2016/2/1 引け後
・売上は$21.33Bでコンセンサス予想より+$560M
・EPSは$8.67でコンセンサス予想より+$0.58
・決算発表後の株価はアフターマーケットで+4.38%で推移
・Google Sitesの売上は14.9B、Google Networkの売上は$4.1B、その他の売上は$2.1B
・Paid clicks は+31%、CPCは-13%
決算発表メモ
売上は$21.3Bで、為替の影響を除いて+24%でした。為替の悪影響はヘッジを行って$1Bでした。
アメリカの売上は$10.3Bで+24%、UKの売上は$1.9Bで+16%、その他は$9.1Bで+12%でした。
営業利益は$6.8Bで+22%、営業利益マージンは32%でした。
純利益は$6B、EPSは$8.67でした。
Googleの売上は$21.2Bでした。内訳は以下になります。
Google Sites の売上は$14.9Bで+20%でした。
Youtubeの売上は$4.1Bで+7%でした。TrueView と Google Preferredの動画広告が好調です。
全体のPaid Clicksは+31%、CPCは-13%でした。
TAC(traffic acquisition cost)は$4.1Bで売上の21%で+12%した。
Other Bets の2015年通年の売上は$448Mで+37%でした。
Other Betsの営業損失は-$3.1Bでした。
次のイノベーションの波へのアプローチについてお話しします。
一つめです。Google は大きな変革を行える領域に注力してきました。今までは検索にフォーカスしてきましたが、今はユーザーを一日中アシストするように進化させようとしています。
次の波は機械学習の大きな進歩によって推進されるでしょう。
機械学習はプロダクトをより賢くより便利にします。例えば、Gmailでは、来たメールに対して適切な返信を提案します。まだユーザーをいつでも本当にアシストする試みは始まったばかりです。
二つめは、大きな問題を解決するというアプローチです。インドネシアでもニューヨークと同じ品質のメールサービスを支えるべきだと思います。
インドの駅でインターネットアクセスを提供し、Chromebookを利用可能にすることで、次の10億人がオンラインで素晴らしい経験をすることになります。
Alphabet Investor Relations - Investor Relations - Alphabet
直近の決算推移
四半期 | Sep 30, 2015 | Jun 30, 2015 | Mar 31, 2015 | Dec 31, 2014 |
売上 | 18.68B | 17.73B | 17.26B | 18.1B |
営業利益 | 4.71B | 4.83B | 4.45B | 4.4B |
純利益 | 3.98B | 3.86B | 3.59B | 4.98B |
5年間の株価の動き
前回までの記事
グーグル(GOOG)株2015Q3決算 - Invest Shift
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