アメリカISM製造業・非製造業景況指数(2017/5)
アメリカISM製造業・非製造業景況指数とは
ISM(Institute for Supply Management)が発表する、アメリカの製造業・非製造業の景気動向を表す指数です。50を超えれば良く、50を下回れば悪いという判断です。
複合インデックスとなっていて、「製造業」のインデックスは新規受注 、生産、雇用、入荷遅延、在庫が20%ずつです。また、「非製造業」のインデックスは事業活動、新規受注、雇用、納入遅延が25%ずつとなっています。
アメリカはサービス業の比率が大きいので、全体としては非製造業景況指数の方が重要です。
ISM「製造業」景況指数
54.9(+0.1)でした。先月とほぼ変わりませんでした。
内訳としては、新規受注59.5(+2.0)、生産57.1(-1.5)、雇用53.5(+1.5)、入荷遅延53.1(-2.0)、在庫51.5(+0.5)でした。
()内の数字は前月比の増減です。
https://www.instituteforsupplymanagement.org/ismreport/mfgrob.cfm
ISM「非製造業」景況指数
56.9(-0.6)と指数はほぼ変わりませんでしたが、中身は悪かったです。
雇用は良くなっているものの、新規受注が大幅に減少しています。
事業活動60.7(-1.7)、新規受注57.7(-5.5)、雇用57.8(+6.4)、納入遅延 51.5(-1.5)でした。
()内の数字は前月比の増減です。
https://www.instituteforsupplymanagement.org/ISMReport/NonMfgROB.cfm
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