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AmazonとGoogleの株価は割高か?

AmazonとGoogleの株価は割高か?

今年に入ってからテクノロジーセクターの株価が好調です。

2017/6/8時点での年初からの値上がり率はそれぞれ、テクノロジーセクターETF(XLK)+19%、Amazon(AMZN)+34%、Google(GOOG)+27%程度となっています。(2017/6/9に下がったのでこれより2〜3%程度はマイナスになりました。)

Googleの本来の会社名はAlphabetですが、この記事ではわかりやすいようにGoogleと表記しています。

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では、AmazonとGoogleはどの程度割高な水準なのでしょうか?

Googleが上場した2004年から振り返って考えてみたいと思います。

AmazonとGoogleの株価の推移

まず、AmazonとGoogleのそれぞれの年で年初の株価をとった場合の値動きの推移です。ただし、2017/6/8時点の株価を2018年初の株価としています。

両社とも順調に成長しているように見えます。

また、株価成長率はそれぞれ以下のようになっています。

金融危機があった2008年を除いて考えると、だいたい-20%から+50%程度に収まっているようです。

単純に株価の成長率だけを見ると、Amazon +34%、Google +27%程度という今年の高成長は、そこまで特別でもなさそうに見えます。

ちなみに、13年の成長率の平均をとると、Amazon +39%、Google +27%程度になります。13年を平均してこの成長率というのは恐ろしいですね。

金融危機の影響でグラフがぶれているのでそこを外して、2011年以降の平均をとっても、Amazon +33%、Google +17%程度と高い成長率になっています。

GoogleのEPSとPER

GoogleのEPSやPERの推移を見てみましょう。

EPSは一時停滞するときもあるものの、10年以上右肩上がりで成長しています。

 

次に、PERを見てみましょう。

2006年のあたりはPERが高かった時期もありましたが、ここ数年は落ち着いていて、PERが20〜35あたりで推移しています。

 

Amazonの営業キャッシュフロー

Amazonはキャッシュフローは増やしていくものの、利益を出さずに投資できるところに利益を再投資する経営を行っている企業です。つまり、EPSと株価の成長率の相関はあまりありません。

ここでは営業キャッシュフロー(Operating Cash Flow)と株価の関係を見てみましょう。

Googleと同様に、10年以上右肩上がりで成長しています。

また、営業キャッシュフロー($B)を株価で割ったものの推移は以下のようになっています。この指標で見た場合には、今の水準はそれほど割高とはいえないようです。

考察

今年はAmazonやGoogleの株価がすごく上がっているように見えますが、指標で見るとそこまで高すぎはしない水準に思えます。

ただし、年平均の株価成長率は 2006-2018でAmazon +39%、Google +27%程度、2011-2018でAmazon +33%、Google +17%程度でした。それに対して、今年はまだ半年しか経っていないのに、値上がり率はすでにAmazon+34%、Google+27%程度とこの期間の平均にせまるかそれ以上になっています。

そう考えると、今年前半で1年分値上がりしてしまったことになり、今年後半は息切れしてきそうなので、買い場もあるのではないでしょうか。

最後に参考にGoogleのEPSの予想をのせておきます。おおむね今までの動きに沿っているようです。 

Alphabet Inc. (GOOGL) Earnings Forecast - NASDAQ.com

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