NVIDIA（NVDA）2018Q3決算と株価

企業概要

NVIDIAはグラフィック処理用のプロセッサであるGPUの開発・販売を行っています。

GPUとはGraphics Processing Unitの略称で、並列処理が得意です。近年ではVRやDeep Learningの処理にも用いられています。まだDeep Learning向けGPUの売上はそんなに大きくないですが、期待で株価が急騰しました。

また、仮想デスクトップの「GRID」、携帯端末向けのSoC（System on Chip）「Tegra」、自動車向けソリューションなども提供しています。

サマリー

・発表日 2017/11/9 アフターマーケット
・売上 $2.64B +32% コンセンサス予想より+$280M
・non-GAAP EPS $1.33 +60% コンセンサス予想より+$0.26
・GAAP EPS $1.33
・GAAP net income $838M
・2018Q4の予想売上は$2.65B±2%
・決算発表後の株価 アフターマーケットで+3.18%
・2018FYコンセンサス予想PER 205.32/3.61=56.87
・2019FYコンセンサス予想PER 205.32/3.95=51.97
・http://investor.nvidia.com/results.cfm

売上・EPSとも予想をクリアしました。

今期の売上の伸びは、Gamingが伸びたことも大きかったです。

コンセンサス予想PERは50をこえていて、やや上がりすぎといったところでしょうか。

決算発表メモ

セグメントは「Gaming」「Professional Visualization」「Datacenter（TeslaとGRIDを含む）」「Automotive」「OEM&IP」です。

GPUの売上は$2.22B +31%、Tegraの売上は$419M +74%でした。

セグメント別では、
Gamingの売上は$1.56B +25.4%でした。
Professional Visualizationの売上は$239M +15.4%でした。
Datacenterの売上は$501M +108.7%でした。
Automotiveの売上は$144M +13.3%でした。
OEM&IPの売上は$191M +2.6%でした。 

決算推移（GAAP）

 

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