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レンディングクラブ(LC)株2015Q3決算

レンディングクラブ(LC)2015Q3決算カンファレンスコール

財務の一部だけの訳です。
あいかわらず業績好調です。
マージンが拡大しているので、これからの業績が楽しみです。
ネットサービスにありがちですが、
売上が増えてもシステム費用や人件費はそこまで拡大しないということだと思います。

サマリー
・コンセンサスEPS予想は-0.01ドルのところ、0.01ドル
・ローン組成額は22億ドルとなり、YonYで92%増加
・営業利益は1.151億ドルとなり、YonYで104%増加
・営業利益予想を1.28~2.3億ドルとし、前回の1.22~2.24億ドルから上方修正

株価の動き

レンディング・クラブ【LC】:株式/株価 - Yahoo!ファイナンス

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Carrie Dolan - Chief Financial Officer

Q3はすばらしいQで決算結果が予想を再度上回りました。利益は1億ドルを超え前年より104%増加しています。レバレッジを反映して貢献利益とEBITDAマージンも拡大し、GAAPネット収入もプラスでした。

Q3の決算結果から始め、Q4のガイダンスと2015の初期の予想を示し、Q&Aに移ります。前年比較に関するコメントはQ3と前年のQ3の比較です。

ローン組成からです。Q3の総額は22億ドルとなり、前年より92%増加しています。成長ペースを制御している中、初期の計画を超えて効率的に成長できたのは、顧客獲得における効率的な操業のおかげです。

Q3の営業利益は1.151億ドルとなりYonYで104%増加しました。営業利益と組成額の成長は再度売上の成長を上回り、営業利益幅は拡大しています。ここでいう営業利益幅は営業利益を組成額で割ったもので、値は5.15%となり、QonQで0.12%、YonYで0.3%増加しています。

取引手数料はローンが組成されるとすぐに入る収入で、営業利益の87%を占め、1.04億ドルとなり、YonYでは91%の増加になります。組成額に対する取引手数料の率はだいたい変わらず4.49%で、前年より0.03%減少し、これは主に教育及び疾病ローンの商品が原因で、2014に開始したTrue No-Interest も含んでいます。

投資家からのマネジメント料は投資期間に渡って支払われるもので、1.19億ドルで前年に比べ155%増加しました。マネジメント料を組成額で割ったものは0.13%増加し、YonYでは0.53%増加しています。

前年Q4に話したように、回収手数料の請求を始めました。YonYでは0.06%増加しています。Q3においては、回収手数料を改訂し、0.04%上乗せすることにしました。

料金改定はQ3の半ばに行われ、計画よりも多くの利益をもたらしました。引き続き最適な投資家比率を見極め、より高い手数料を払う投資家からの要望に答えたいと思います。マネジメント料の追加情報として、スライド30を追加しました。ここではマネジメント料からサービス負債の調整を除いています。

サービスポートフォリオ組成した全てのローンと、既に売却してバランスシートにのらないローンから構成されていて、77億ドルとなり、前年に比べて37億ドルもしくは95%増加しました。マネジメント手数料がサービスポートフォリオに占める割合は、前年より0.04%増加して0.16%となりました。

その他収入は前年より0.035億ドル増えて、その原因はローンそのものの売却をよい料率でできたことで、YonYでは0.19%増加しました。

営業利益予想を1.28~2.3億ドルとし、前回の1.22~2.24億ドルから上方修正します。Q4の調整済EBITDA予想は0.19~0.21億ドルで前回の0.13~0.15億ドルから上方修正します。

マージン中間点の15.5%という数字は前年の11.4%から上昇し、これはビジネス特有のレバレッジのためです。Q4の上方修正をふまえると、年間では営業利益が4.2~4.22億ドルとなり、前回の4.05~4.09億ドルから上方修正されます。この新しいレンジの中間点は、年間成長率にすると97%となり、前回の時点では91%でした。

年間調整済EBITDA予想は0.49~0.53億ドルから0.64~0.66億ドルに変更され、マージン中間点は15.5%となり、2014年の10%から5.5%増加しています。

2016は年間営業利益は約70%増加し、調整済EBITDAマージンは営業利益の約18%になると予想します。