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ホームデポ(HD)株2015Q3決算

主にアメリカでDIY用の木材などを売っている会社です。

日本だとホームセンターのようなものなのですが、アメリカだと家の補修とかを自分でやるようで、かなりの売上になっています。

この本を読むと、そういう文化を創ってきたのもホームデポ(Home Depot)の業績のようです。

サマリー

・2015Q3 売上予想は$21.76のところ、$21.82B
・2015Q3 EPS予想は$1.32のところ、$1.35
・全体的にバランスよく成長している
・2015通年の売上は、5.7%増加と予想
・2015通年のEPSは14%増加して$5.36と予想

会社資料

http://ir.homedepot.com/phoenix.zhtml?c=63646&p=irol-quarterlyresults

株価の動き

http://stocks.finance.yahoo.co.jp/us/detail/HD

決算発表のメモ

Craig Menear - CEO

Q3の売上は$21.8Bで、YonYで6.4%の増加です。売上は5.1%増加し、アメリカでは7.3%増加しました。EPSは$1.35でした。Q3では、Q2のように世界的に成長しました。アメリカの3つの部門は数%半ばから後半の成長でした。

一回当たり購入額と平均購入数が増加し、特に購入額がのびました。全ての部門でプラス成長で、ProとDIYもバランスよく成長しています。Proはプロに需要があるブランド、商品の改善、ビジネスをより拡大するサービスに牽引されています。

環境は引き続き厳しいです。顧客は購入方法を変えています。目標は顧客に便利さと購入方法の選択肢を提供することです。オンラインで買ったとしても、店舗で商品を受け取ったり、自宅へ配送したりできます。こういったところにも投資しています。

デジタルビジネスは好調です。オンライン売上は25%増加し、全体の5.1%です。42%のオンライン注文は店舗で受け取られます。

マクロ環境については、2015のアメリカのコンセンサスGDP成長は鈍化しましたが、住宅に関するデータにはいくつかのよい兆候があり、住宅価格の高騰と売上が我々のビジネスの主要な要素になっています。2015の売上は約5.7%増加し、比較可能ベースだと4.9%増加です。これはドル高の影響を入れた数字です。YTDでドル高によって売上が$1B以上の悪影響を受けました。Q4もドルは強いままでしょう。2015のEPSは$5.36と予想し、これは2014より14%増加しています。

Ted Decker - EVP, Merchandising

売上は4.3%増加し、一回あたり売上額は0.9%増でした。平均一回あたり売上額成長はドル高によって妨げられました。アメリカでは平均一回あたり売上額は2.6%増加です。木材などのコモディティ価格が下がったことが一回あたり売上額が40bp下がりました。価格が下がったので出荷量は上がっています。アメリカの売上のうち、一回あたり売上額が$50以下の会計は20%で、3.6%増加しました。一回あたり売上額が$900以上の会計は同じく20%程度で、7.8%増加しました。これは電気製品、屋根、天板の売上が原因です。

Carol Tomé - CFO

売上は$21.8BでYonYで6.4%増加です。ドル高で$413mもしくは2%売上が減少しました。既存店売上は5.1%増で、8月は2.6%増、9月は7.6%増、10月は5.2%増でした。アメリカでは7.3%増、8月は4.6%増、9月は10.1%増、10月は7.1%増でした。Labor Day の影響で去年と月次売上が少し違います。

グロスマージンは34.7%で、YonYで34bp増加しています。

EPSは$1.35となり、YonYで17.4%増加しています。ドル高で$0.03の悪影響を受けました。

ガイダンスです。2015通年の売上は、5.7%増加し、比較可能ベースでは4.9%増加です。ガイダンスはボトムが上がっていて、これはQ3のよいパフォーマンスを反映しています。為替は現状維持を想定しています。

ドルが強くなったことで売上に年間で$1.4Bの悪影響があるでしょう。2015通年ではEPSは14%増加して$5.36と予想します。

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