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ホールフーズ(WFM)株2015Q4決算

オーガニック食品などを売る、健康志向のやや価格の高い食料品店です。
期待が高い中で競争が激化してきたところ、株価は下がってきています。
2015/2は$56だったところ、2015/11は$30程度にまでなって、
現在のPERは20倍程度にまで下がってきています。
健康志向というトレンドは続くでしょうが、まねしやすい業態なので、今後の高成長は望めないかもしれないですね。

オーガニック食材のスーパーマーケットをチェーン展開する米ホールフーズ(Whole Foods Market)は、第4四半期の決算報告で、高級食料品市場の競争の激化を背景に、既存店舗売上が予想以上に悪化したことを報告した。

苦悩するオーガニック食品の王者 ホールフーズ

サマリー

・2015Q4 売上予想は$3.47Bのところ、$3.42B
・2015Q4 EPS予想は$0.35のところ、$0.30
・365という価格の安い業態の展開
・2016の売上成長は3~5%

会社資料

Financial Press Releases | Whole Foods Market

株価の動き

http://stocks.finance.yahoo.co.jp/us/detail/WFM

決算発表のメモ

John Mackey - Co-Chief Executive Officer & Director

Q4の売上は6%増加し$3.4Bとなりました。10の新店舗をオープンし、42州と三ヶ国に431の店舗になりました。Qの初めに安定したという発表をした後に、ここのところ9週間は顧客数と一人当たり売上が鈍化しました。EPSが予想に達しなかったのは売上の弱さが原因ですが、8%あるEBITDAマージンの強さと、$132mのキャッシュフローがあります。

だんだんどこも同じような食品を売り始めてきたので価格だけが問題だと言われたりしますが、真実はWhole Foods Market は最高の品質の食品を売っていて、我々のスタンダードが業界をひっぱり、セレクションと店内サービスは競争に負けることはありません。価格でも競争できるようにしますが、最初に考えなければならないのは、ブランドが最高の品質、セレクション、サービスを意味するということです。価値が問題なのです。だから顧客がついてくれるのであり、これを変えるつもりはありません。

もう一つの取組は365のオープンです。新しい顧客とマーケットへのつながりを拡大するためのブランドです。業界トップの品質で、新しい価値のポジションを確立し、ブランドともなじんでいくでしょう。

2016のガイダンスです。長期成長のための指標にフォーカスしていき、売上成長は3~5%、新店舗は30で、2~3の新しい場所への出店と365storeを3つ含みます。店舗面積の成長は7%以上、EBITDAマージンは8.5%、CapExは売上の5%、ROICは13.5%以上です。

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