ピーアンドジー P&G（PG）株2016Q1決算
一般消費財メーカーで、安定した業績の会社です。
日本でもいろんな商品を売っていて、身近なものでは「アリエール」「パンパース」「ジレット」「レノア」などがあります。
一般消費財は不況の時にでもあまり売上が変わらないので、そういうときには強いディフェンシブな投資先です。景気が下降局面に入って低成長が続く時に買うと良いでしょう。
サマリー
・2016Q1 売上予想は$15.89Bのところ、$16.53B
・2016Q1 EPS予想は$0.95のところ、$0.98
・2016通年の売上成長は数%
会社資料
http://www.pginvestor.com/Presentations-and-Events
5年間の株価の動き
決算発表のメモ
Jon R. Moeller - Chief Financial Officer
為替の影響を除くと、EPSは二桁成長で、グロスマージンと営業マージンは一桁成長でした。
売上は1%減少しました。
年度の初めには世界のマーケットの成長は4%程度と予想していましたが、現在の予想は3%です。
EPSは$0.98で、QonQで1%の減少です。これが含むのは13%の為替の悪影響で、税引後では$400m程度になります。為替の影響を除くと、EPSは12%増加しています。
ガイダンスです。見通しはかわらず、2016の売上成長は2015に比べて数%増加の予想です。
営業利益の増加は数%後半を見込んでいます。
自社株買いなどを通じで$8〜9Bの株式を償却します。また、配当を$7B支払うのでトータルとしては$15〜16Bの株主還元となります。
