春山昇華さん「2016年を考える」の紹介
目次の紹介
とても参考になるので紹介しておきます。
目次はこちらです。
第一部:経済や社会のメガ・トレンド
第二部:世界共通の投資環境
第三部:米国株式の投資環境
第四部:中国株式の投資環境
第五部:日本株式の投資環境
第六部:資産配分
1:資産配分
第三部の「米国株式の投資環境」より
米国のマクロ経済指標はまだら模様だ。良い指標もあるし、芳しくない指標もある。経済が片肺飛行なのだから、それは仕方がないところだ。
しかし最も重要な指標である住宅と雇用は堅調を維持している。
ということで米国の景気は片肺飛行ながらも堅調という見方のようです。
米国株式はセクター間のばらつきが大きくなっている。いわゆる好調なセクターと芳しくないセクターという状況が長期間継続する二極化相場となっている。
商品市場の大幅な回復、そしてその牽引役である新興国経済の設備投資活動の大復活が当面は可能性が低いという認識がコンセンサスとなっている。
それを受けて、米国株式の二極化相場もなかなか修正されないと思われる。
ただし、二極化相場・セクターのばらつきがあるので、インデックスの動きとしてはさえない展開になるという予想のようです。
つまり、2016年は個別株のポートフォリオをちゃんと組んでいく、もしくはセクターを選んでETFを買うというのが大事な年になると思われます。
今日のマネックスでの春山さんのセミナーもお見逃しなく。