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バフェットへの質問と回答(3)

概要

学生がバフェットにインタビューした記事を一部だけ載せていきます。

質問3

How do you develop conviction for contrarian ideas? How do you perceive risk?

「逆の考えに対してどう信念を持ちますか?どうリスクをとらえますか?」という質問です。

バークシャーには今までに作り上げたフィルターがあるんだ。プレゼン、提案、アイデアがそれにひっかかったら投資することはないよ。チャーリーも同じようなフィルターを持っている。競争力の原点になるいくつかの点についてさえ正しければいいのだから、多くの点について心配することはないんだ。

良い例はNebraska Furniture Martだ。ミセスBは株式を理解しなかったから現金を選んだ。自分が何ができるかについて理解するのは大事だね。私は自動車業界をこれから5年の間に占有する会社はわからないので、そもそも選ばない。私が好むのは自分の知っている領域での単純なことだ。良い決定は自分のためになる。例えば2008年には資産価格が安かったことを怖がる必要はなかった。投資人生において、6回はこういうことが起こって、それは「黄金の雨」となるかもしれない。

リスクについて言えば、バークシャーのポートフォリオは2%のロスに1回あって、1%のロスに2回あった。これは全て1974と75で、資産を安く売って、より安く他の資産を買おうとしたときだね。今の購買力をあきらめて、株式を長く持てばリスクなしだ。

現金はリスク資産だ。株式のリスクは会社が何をするかには関係ない。伝統的なファイナンスではベータはリスクの指標だったが、ボラティリティーはリスクではない。リスクは購買力の低下なのだ。ボラティリティーは長い時をかけると低下する。投資のリスクを増加させるのは個人だ。明日公開されるレポートでリスクを再考することについて話している。株式は債券よりリスクがあると考えられがちだが、それは長期についてはあてはまらないよ。

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