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ディズニー(DIS)2016Q1決算

企業概要

ウォルト・ディズニー・カンパニー( Walt Disney Company)は、エンターテインメントの総合企業です。

映画の製作、テーマパーク経営、ABCやスポーツ専門チャンネルのESPNを運営しています。

よい決算だったのですが、高PER株の地合いが悪いので下げています。

Studio Entertainmentはスターウォーズ・フォースの覚醒のヒットで過去最高でした。 

90$付近という今の株価水準ではPER(ttm)は20倍弱まで下がってきましたが、もし2015年8月の高値の$120だったとするとPERは24.43倍になります。

今の地合いでは予想を上回る決算をあげてもこの程度ですね。

マルチプル・コントラクションとは - Invest Shift

マルチプル・コントラクションとは(続き) - Invest Shift

また、良い決算をあげても株価が下がるもう一つの理由として、ESPNの視聴者減少が注目されているというのもあります。Netflixなどに押されているため先行きに不安があります。

セグメントは「Media Networks」、「Parks and Resorts」、「Studio Entertainment」、「Consumer Products & Interactive Media」の4つです。

サマリー

・決算発表日 2016/2/9 引け後
・売上は$15.24Bでコンセンサス予想より+$490M
・EPSは$1.63でコンセンサス予想より+$0.18
・決算発表後の株価はアフターマーケットで-3.49%推移
・Media Networksの売上は$6.3Bで+8%、営業利益は$1.5Bで-6%
Parks and Resortsの売上は$4.3Bで+9%、営業利益は$1Bで+22%
・Studio Entertainmentの売上は$2.7Bで+46%、営業利益は$1Bで+86%
Consumer Products & Interactive Mediaの売上は$1.9Bで+8%、営業利益は860Mで+23%

決算発表メモ 

スターウォーズの成功でStudio Entertainmentは$1Bの営業利益を出しました。
スターウォーズ:エピソード8は2017/12に公開予定です。

Parks and Resortsも約$1Bの営業利益でした。

過去数ヶ月の間、ESPNの視聴者はやや増加しています。

売上は$15.2Bで+14%でした。EPSは$1.63で+28%でした。

Media networksの営業利益は減少しましたが、大学フットボールのプレーオフの時期と為替の悪影響を調整して考えると、売上が8%で伸びているのと同じように伸びています。

Cable Networksの営業利益はプログラムコスト及び開発コストがかさんだところを、広告とアフィリエイト収益の増加で相殺して、全体としては減少しています。

Q1に$2.4Bの自社株買いを行いました。

https://thewaltdisneycompany.com/disneys-q1-fy16-earnings-results-webcast/

直近の決算推移(GAAP)

四半期 Oct 3, 2015 Jun 27, 2015 Mar 28, 2015 Dec 27, 2014
売上 13.51B 13.1B 12.46B 13.39B
営業利益 3.1B 3.76B 3.11B 3.21B
純利益 1.61B 2.48B 2.11B 2.18B

5年間の株価の動き

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前回までの記事

ディズニー(DIS)株2015Q4決算 - Invest Shift

ディズニー(DIS)株2015Q3決算 - Invest Shift

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