注目銘柄を景気循環の観点で確認してみる
はじめに
こちらの記事で景気循環とセクターローテーションについて書きました。
これにそって、このブログでの注目銘柄16銘柄を分類してみるとどうなるか見てみましょう。
景気循環とセクターローテーションの理解は重要 - Invest Shift
注目銘柄
注目銘柄の16銘柄(AMZN DIS SBUX SLB XOM CRM GOOG NVDA CAT MMM AA DD JNJ MBLY PEP UNH)に均等投資したとして考えてみます。
16銘柄に均等投資なので、1銘柄あたりは6.25%となります。
セクター分類
セクターで分類しなおすと以下のようになります。
XLY(一般消費財):AMZN DIS SBUX 6.25% x 3 = 18.75%
XLE(エネルギー):SLB XOM 6.25% x 2 = 12.5%
XLK(テクノロジー):CRM GOOG NVDA MBLY 6.25% x 4 = 25%
XLI(資本財):CAT MMM 6.25% x 2 = 12.5%
XLB(素材):AA DD 6.25% x 2 = 12.5%
XLP(生活必需品):PEP 6.25% x 1 = 6.25%
XLV(ヘルスケア):JNJ UNH 6.25% x 2 = 12.5%
均等投資する場合はややテクノロジーが多いですね。
テクノロジーは一社減らして、生活必需品を一社足してもいいかもしれません。
その場合の候補としてはコルゲート(CL)コストコ(COST)などです。
好況不況で分類
図はMarket hack からお借りしています。
好況不況・金利で分類すると、順調にいけば今のアメリカは左上のエリアから右上のエリアに移るところなので、均等投資ても悪くない配分な気がします。
EUのごたごたで時計の針が逆回転するかもしれませんが。
まとめ
自分のポートフォリオがセクター別にどういった配分になっているか、景気循環のどのあたりの比率が大いかというのは、定期的に確認しておくとよいかと思います。