ISM製造業・非製造業景況指数(2016/07)
アメリカISM製造業・非製造業景況指数とは
ISM(Institute for Supply Management)が発表する、アメリカの製造業・非製造業の景気動向を表す指数です。50を超えれば良く、50を下回れば悪いという判断です。
複合インデックスとなっていて、「製造業」のインデックスは新規受注 、生産、雇用、入荷遅延、在庫が20%ずつです。また、「非製造業」のインデックスは事業活動、新規受注、雇用、納入遅延が25%ずつとなっています。
アメリカはサービス業の比率が大きいので、全体としては非製造業景況指数の方が重要です。
ISM「製造業」景況指数
52.6(-0.6)と先月とほぼ変わりませんでした。
中身としては、新規受注56.9(-0.1)、生産55.4(+0.7)、雇用49.4(-1.0)、入荷遅延51.8(-3.6)、在庫49.5(+1.0)でした。入荷遅延が良くなりすぎていたのでやや反動減かもしれません。
https://www.instituteforsupplymanagement.org/ismreport/mfgrob.cfm
ISM「非製造業」景況指数
55.5(-1.0)と先月に続いて良い数字でした。
事業活動59.3(-0.2)、新規受注60.3(+0.4)、雇用51.4(-1.3)、納入遅延 51.0(-3.0)でした。
https://www.instituteforsupplymanagement.org/ISMReport/NonMfgROB.cfm