2020/3/3 二番底に向かう
インデックス・金利・為替
FRBが0.5%の緊急利下げを発表したものの、好材料出尽くしでインデックスは暴落しています。
米10年債金利は1%近辺、ドル円は107円近辺とリスクオフが進んでいます。
セクター
投資状況
計算の都合上、実際のパフォーマンスとは少し差があります。
今日のニュース
https://seekingalpha.com/news/3548053-aliexpress-warns-of-coronavirus-related-delivery-delays
Google cancels its 2020 I/O developer conference – TechCrunch
投資状況(上記以外のインデックスや投資信託は除く)
2020.01.01 現金:投資=70:30 でスタート
1:MSFT 2:現金 3:現金 4:HKG:2318 5:現金
2020/3/2 一番底
インデックス・金利・為替
インデックスは大幅に反発し、一番底をつけています。
少し気になったのはこちらのニュースです。軽症の人が感染を広げているとすると、封鎖や自粛を継続しない限りはなかなか収束しないかもしれません。
新型コロナウイルスの感染拡大防止策を議論する政府の専門家会議は2日、全域で感染が確認されている北海道のデータなどを分析した結果、「症状の軽い人も感染拡大に重要な役割を果たしているとみられる」とする見解を公表した。特に10~30代の若い世代は重症化しにくく、人と接する活動が多いため、気づかないうちに感染を広げている可能性があるという。
セクター
投資状況
計算の都合上、実際のパフォーマンスとは少し差があります。
投資状況(上記以外のインデックスや投資信託は除く)
2020.01.01 現金:投資=70:30 円:ドル=60:40でスタート
1:MSFT 2:現金 3:現金 4:HKG:2318 5:現金
Salesforce(CRM)決算発表
Salesforce(CRM)2020Q4
・発表日 2020/2/24 post-market
・売上 $4.85B +34.7% コンセンサス予想より+$90M
・non-GAAP EPS $0.66 -5.7% コンセンサス予想より+$0.10
・GAAP EPS -$0.28
・GAAP net income -$248M
・2021Q1 予想売上 $4.875〜4.885B(コンセンサス予想 $4.83B)
・2021Q1 予想non-GAAP EPS $0.70〜0.71(コンセンサス予想 $0.70)
・2021FY 予想売上 $21.0〜21.1B(コンセンサス予想 $20.93B)
・2021FY 予想non-GAAP EPS $3.16〜3.18(コンセンサス予想 $3.11)
・決算発表後の株価 終値で-2.5%
・2020FYコンセンサス予想PER 170.40/1.34=127.16
・2021FYコンセンサス予想PER 170.40/1.85=92.10
・http://investor.salesforce.com/about-us/investor/financials/default.aspx
円高に注意
悪い円安の懸念は一瞬で去り、いつものリスクオフに伴う円高となってきました。
現在1ドル107〜8円程度となっていて、この先105〜100円の円高の可能性があるのではないでしょうか。為替の予想は難しいのですが、現在は円を多めに持っておいた方がよいのではと思います。
為替が動く原因はいくつかあり、そのうちの一つが金利の動向です。FedWatch Toolによると、3月FOMCでの0.5%利下げ予想確率が100%、さらに4月FOMCでの0.25%利下げ予想確率が約75%と急速な利下げが予想されています。もしFRBが利下げを行うとそれは世界的なドル安につながり、日本円にとってはつまり円高となります。
Countdown to FOMC: CME FedWatch Tool
日本に利下げ余地がないところで、このままアメリカの利下げが続くと、円高になる可能性が高いのではと思います。また、円高になるとさらなる日本株のクラッシュにつながるのでこれも注意が必要です。
コロナショック序盤の記録
コロナショック突入時のポートフォリオ
個別株についてはMSFTと平安保険のみの投資で、キャッシュポジションは70%でした。インデックスなどを合わせると60%弱程度です。
コロナウイルスが原因でこんなに下がるとは思っていませんでたが、米株の上値が限られていると考え、追加投資は控えていました。forward EPSの上昇が少なく、予防的利下げが株価上昇の根拠なのにも関わらず、2017年の年初のように急角度で上がりすぎでした。これはFactSetのグラフからもわかるかと思います。
また、インデックスと年間上昇率の角度を比べても、急角度で上がりすぎていたことがわかります。(これは2020/1/1からのグラフです)
今後について
コロナウイルスが蔓延するかどうかと、それがリセッションまでつながるかどうかで大きく変わりそうです。倒産が急増して金融システムにまで波及したり、サンダースが大統領に当選する確率が上がったりすると大きく下がるでしょう。
日本も満員電車があるので他国のことは言えないですが、中国は再蔓延もありえそうです。
中国、ちょっと気が緩むとすぐこれだよ🤷♂️
— けろっと (@kerotto) 2020年2月29日
※写真は大連・熟食(西南路の市場)の本日早朝だそうです pic.twitter.com/JnEaCBVKfX
心構えとしては、このようなことに気をつけながら投資していこうと思います。
- 二段下げ、三段下げはありえる
- 大幅下落の後は急速には戻らない
- 安心感のある大型株が戻す可能性が高い
- インデックスは個別株より戻りが早いので早めに投資
- ファンクラブ、モリモリ、スマートで個別株の投資タイミングを判断