ダウ・ケミカル(DOW)2016Q3決算と株価
企業概要
ダウ・ケミカル(Dow Chemical)はアメリカの世界最大級の化学メーカーです。
材料、化学、プラスチック、農業科学などの商品を扱っています。
デュポン(DD)と合併予定で、新会社の名称はダウ・デュポンになる予定です。
セグメントは「Agricultural Sciences」「Consumer Solutions」「Infrastructure Solutions」「Performance Materials & Chemicals」「Performance Plastics」です。
サマリー
・決算発表日 2016/10/27 プレマーケット
・売上は$12.48B +3.7%でコンセンサス予想より+$440M
・non-GAAP EPSは$0.91 +10.9%でコンセンサス予想より+$0.12
・non-GAAP 純利益は$1.03B
・GAAP EPSは$0.63
・GAAP 純利益は$719M
・決算発表後の株価の終値は+1.49%
・PER(ttm)は8.16
・http://www.dow.com/en-us/investor-relations/financial-reporting/earnings
売上・EPSとも予想をクリアしました。
決算発表メモ
Agricultural Sciencesの売上は$1.2B +6%、operating EBITDAは$102Mでした。
Consumer Solutionsの売上は$1.6B +45%、operating EBITDAは$492Mでした。
Infrastructure Solutionsの売上は$2.5B +31%、operating EBITDAは$379Mでした。
Performance Materials & Chemicalsの売上は$2.4B -23%、operating EBITDAは$322Mでした。
Performance Plasticsの売上は$4.7B +1%、operating EBITDAは$1.25Bでした。
配当と自社株買い
・配当は$0.46/Qで利回りは3.44%
・自社株買いと配当で$900M以上を還元
3年間の決算推移(GAAP)
売上はやや落ちていますが、利益とフリーキャッシュフローはしっかりしています。