Amazon(AMZN)2018Q1決算 好決算
企業概要
1995年7月からAmazonのサービスが開始され、わずか20年で年間売上が$100Bを超えるまでに成長しました。あまり純利益を出さないで再投資する経営なので、売上やキャッシュフローが注目されます。会社としてもフリーキャッシュフローの最大化を目指していると宣言しています。そのためPERは高くなりがちで、ボラティリティーの高い銘柄です。
クラウドのAWSが急成長していて期待されているので、AWSの売上や利益によって株価が大きく上下します。AWSはインフラ寄りのクラウドで、仮想サーバーとしてのEC2や、システムを作るときにそのまま部品として使えるようなマネージドサービスを提供しています。
サマリー
・発表日 2018/4/26 アフターマーケット
・売上 $51.04B +42.9% コンセンサス予想より+$1.10B
・GAAP EPS $3.27 +120.9% コンセンサス予想より+$2.02
・GAAP net income $1.6B
・AWSの売上は$5.44B +48.6%、利益は$1.4B +57.3%
・2018Q2の予想売上は$51〜54B
・決算発表後の株価 アフターマーケットで+6.83%
・2018FYコンセンサス予想PER 1517.96/8.65=175.48
・2019FYコンセンサス予想PER 1517.96/15.74=96.43
・http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=97664&p=irol-reportsother
売上・EPSとも予想をクリアし、好決算でした。
決算発表メモ
営業キャッシュフロー(ttm)は$18.2B +4%でした。
フリーキャッシュフロー(ttm)は$7.3B -27.7%でした。
北アメリカの売上は$30.72B +46.3%、利益は$1.14B +92.7%でした。
Internationalの売上は$14.87B +34.4%、利益は-$622M(2017Q1は-$481M)でした。
AWSの売上は$5.44B +48.6%、利益は$1.4B +57.3%でした。
決算推移(GAAP)
年間で見ると利益はほぼゼロですが、フリーキャッシュフローを増やしていっています。
2017年8月にWhole Foods Marketを買収しました。
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