NVIDIA(NVDA)2019Q2決算 仮想通貨の需要がなくなる
企業概要
NVIDIAはグラフィック処理用のプロセッサであるGPUの開発・販売を行っています。
GPUとはGraphics Processing Unitの略称で、並列処理が得意です。近年ではVRやDeep Learningの処理にも用いられています。まだDeep Learning向けGPUの売上はそんなに大きくないですが、期待で株価が急騰しました。
また、仮想デスクトップの「GRID」、携帯端末向けのSoC(System on Chip)「Tegra」、自動車向けソリューションなども提供しています。
サマリー
・発表日 2018/8/16 アフターマーケット
・売上 $3.12B +39.9% コンセンサス予想より+$20M
・non-GAAP EPS $1.94 +91% コンセンサス予想より+$0.10
・GAAP EPS $1.76
・GAAP net income $1.1B
・2019Q3の予想売上は$3.25B±2%(コンセンサス予想は$3.34B)
・決算発表後の株価 アフターマーケットで-4.70%
・2018FYコンセンサス予想PER 257.44/7.08=36.36
・2019FYコンセンサス予想PER 257.44/7.27=35.41
・http://investor.nvidia.com/results.cfm
2019Q3の予想売上が低かったことから売られています。
2019Q2も仮想通貨の需要は急減してしまっています。
Lastly, in our OEM segment, revenue declined by 54% year-on-year and 70% sequentially. This was primarily driven by the sharp decline of cryptocurrency revenues to fairly minimal levels.
Datacenterセグメントは引き続き好調ですが、ここからさらに株価が上がるのは難しいのではと思います。
決算発表メモ
セグメントは「Gaming」「Professional Visualization」「Datacenter(TeslaとGRIDを含む)」「Automotive」「OEM&IP」です。
GPUの売上は$2.66B +40%、Tegraの売上は$467M +40%でした。
セグメント別では、
Gamingの売上は$1.8B +52.1%でした。
Professional Visualizationの売上は$281M +19.5%でした。
Datacenterの売上は$760M +82.6%でした。
Autoの売上は$161M +13.3%でした。
OEM&IPの売上は$116M -53.7%でした。
決算推移(GAAP)
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