Amazon(AMZN)2018Q3決算 売上・ガイダンスが予想を下回る
企業概要
1995年7月からAmazonのサービスが開始され、わずか20年で年間売上が$100Bを超えるまでに成長しました。あまり純利益を出さないで再投資をする経営なので、売上やキャッシュフローが注目されます。そのためPERは高くなりがちで、会社としてもフリーキャッシュフローの最大化を目指していると宣言しています。
急成長中のクラウドのAWSに期待されているので、AWSの売上や利益によって株価が上下します。AWSはインフラ寄りのクラウドで、仮想サーバーとしてのEC2や、システムを作るときに部品として使えるようなサービスを提供しています。
サマリー
・発表日 2018/10/25 アフターマーケット
・売上 $56.57B +29.3% コンセンサス予想より-$540M
・GAAP EPS $5.75 +1005.7% コンセンサス予想より+$2.66
・GAAP net income $2.9B
・AWSの売上は$6.67B +45.7%、利益は$2.07B +77.3%
・2018Q4の予想売上は$66.5〜72.5B(コンセンサス予想は$73.79B)
・決算発表後の株価 アフターマーケットで-7.7%
・2018FYコンセンサス予想PER 1784/17.75=100.5
・2019FYコンセンサス予想PER 1784/26.56=67.16
・https://ir.aboutamazon.com/quarterly-results
決算発表メモ
営業キャッシュフロー(ttm)は$26.6B +57%でした。
フリーキャッシュフロー(ttm)は$15.4B +92.5%でした。
北アメリカの売上は$34.34B +34.9%、利益は$2.03B +1714.2%でした。
Internationalの売上は$15.54B +14.2%、利益は-$385M(2017Q3は-$936M)でした。
AWSの売上は$6.67B +45.7%、利益は$2.07B +77.3%でした。
Other(主に広告事業)の売上は$2.49B +122%でした。
決算推移(GAAP)
利益はほぼゼロですが、フリーキャッシュフローを増やしていっています。
2017年8月にWhole Foods Marketを買収しました。
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