NVIDIA(NVDA)2019Q3決算 失望
企業概要
NVIDIAはグラフィック処理用のプロセッサであるGPUの開発・販売を行っています。
GPUとはGraphics Processing Unitの略称で、並列処理が得意です。近年ではVRやDeep Learningの処理にも用いられています。また、仮想デスクトップの「GRID」、携帯端末向けのSoC(System on Chip)「Tegra」、自動車向けソリューションなども提供しています。
サマリー
・発表日 2018/11/15 アフターマーケット
・売上 $3.18B +20.5% コンセンサス予想より-$60M
・non-GAAP EPS $1.84 +38% コンセンサス予想より+$0.13
・GAAP EPS $1.97
・GAAP net income $1.23B
・2019Q4の予想売上は$2.7B±2%(コンセンサス予想は$3.4B)
・決算発表後の株価 アフターマーケットで-18.45%
・2018FYコンセンサス予想PER 202.39/7.15=28.3
・2019FYコンセンサス予想PER 202.39/7.72=26.21
・http://investor.nvidia.com/results.cfm
大幅にガイダンス未達で売られています。
https://www.cnbc.com/2018/11/15/nvidia-earnings-q3-2019.html
Datacenterは引き続き好調ですが、これまでGamingと仮想通貨の寄与が大きかっただけに、いったん終わった株となりそうです。
決算発表メモ
セグメントは「Gaming」「Professional Visualization」「Datacenter(TeslaとGRIDを含む)」「Automotive」「OEM&IP」です。
GPUの売上は$2.77B +25%、Tegraの売上は$407M -3%でした。
セグメント別では、
Gamingの売上は$1.76B +13%でした。
Professional Visualizationの売上は$305M +27.6%でした。
Datacenterの売上は$792M +58%でした。
Autoの売上は$172M +19.4%でした。
OEM&IPの売上は$148M -22.5%でした。
決算推移(GAAP)
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