今年の指標を振り返る(2)
いくつか気になったものを振り返ってみようと思います。
為替
黒:JPYUSD(円ドル)
青:EURUSD(ユーロドル)
日本円はほぼ変わらずで推移したのに対し、ユーロはドルに対して10%程度減価しています。金融緩和で株式は上がっていますが、日本とヨーロッパの景気の実態はあまりよくないままで、アメリカだけが回復していますね。
アメリカ株セクター(1)
黒:Cyclicals(一般消費財)+10.35%
青:Technology(テクノロジー)+6.51%
赤:Industrials(資本財)-3.51%
緑:Materials(素材)-7.24%
桃:Energy(エネルギー)-19.87%
それぞれはSPDRのETFの値動きです。
原油価格がエネルギーセクターに大きく影響してます。また、中国の景気減速から素材セクターもよくないです。これらは来年もあまり上がる見込みがないでしょうね。
2016はテクノロジーや一般消費財の一部に注目していきたいと思っています。
アメリカ株セクター(2)
黒:Staples(生活必需品)+7.67%
青:Health Care(ヘルスケア)+7.45%
赤:Utilities(公益)-4.51%
緑:Financials(金融)-1.03%
ヘルスケアセクターは9月頃までは調子が良かったですが、チャイナショックを大きく受けたようですね。
金融はまだ金融危機の影響を引きずっているのでしょうか。一番最近バブルが破裂したセクターなので急に回復とはいかないでしょうね。