アメリカISM製造業・非製造業景況指数(2016/08)
アメリカISM製造業・非製造業景況指数とは
ISM(Institute for Supply Management)が発表する、アメリカの製造業・非製造業の景気動向を表す指数です。50を超えれば良く、50を下回れば悪いという判断です。
複合インデックスとなっていて、「製造業」のインデックスは新規受注 、生産、雇用、入荷遅延、在庫が20%ずつです。また、「非製造業」のインデックスは事業活動、新規受注、雇用、納入遅延が25%ずつとなっています。
アメリカはサービス業の比率が大きいので、全体としては非製造業景況指数の方が重要です。
ISM「製造業」景況指数
49.4(-3.2)と大幅に悪化しました。
中身としては、新規受注49.1(-7.8)、生産49.6(-5.8)、雇用48.3(-1.1)、入荷遅延50.9(-0.9)、在庫49.0(-0.5)でした。中身も全体的に良くなかったです。
()内の数字は前月比の増減です。
https://www.instituteforsupplymanagement.org/ismreport/mfgrob.cfm
ISM「非製造業」景況指数
51.4(-4.1)と悪い数字でした。
事業活動51.8(-7.5)、新規受注51.4(-8.9)、雇用50.7(-0.7)、納入遅延 51.5(+0.5)でした。事業活動と新規受注が特に悪化しました。
()内の数字は前月比の増減です。
https://www.instituteforsupplymanagement.org/ISMReport/NonMfgROB.cfm