スターバックス（SBUX）2016Q2決算と株価

企業概要

スターバックス（Starbucks SBUX）は、世界的に店舗を展開しているコーヒーショップです。

1980年代にハワード・シュルツがイタリアのエスプレッソバーに感銘を受けてチェーン店を展開し始めました。それから一旦経営を譲った後に紆余曲折があり、また経営に戻っています。創業者の著書を読むと、ただのコーヒーショップではないことがわかります。

サマリー

・決算発表日 2016/4/21 引け後
・売上は$4.99Bでコンセンサス予想より-$40M
・EPSは$0.39でコンセンサス予想と変わらず
・決算発表後の株価はアフターマーケットで-4.14%で推移
・FY16の予想EPSは$1.88〜1.89
・Q3の予想EPSは$0.48〜0.49

売上が予想以下、ガイダンスもほんの少しだけ予想以下でした。

PERが高いので、少し取りこぼしても売られますね。

Nespressoで使えるスターバックスブランドのコーヒーカプセルを売り出すとのことで、これもいずれは収益に貢献しそうです。

For years, customers have been asking us to produce Starbucks branded Nespresso-compatible capsules so they could enjoy Starbucks's quality and espresso varietals through their Nespresso machines, just as they do through their K-Cup brewers in North America. But we could not satisfy that demand because we had not yet cracked the code on roasting, grinding, and packing Starbucks Coffee in order to deliver Starbucks quality in a cup through a Starbucks-designed Nespresso compatible capsule. But now we have. And as we announced at our Annual Shareholders Meeting last month, starting this fall, we will begin leveraging our retail, CPG, e-commerce, digital and loyalty assets in order to market Starbucks's espresso varietals directly to Nespresso's installed customer base.

http://seekingalpha.com/article/3967223-starbucks-sbux-howard-s-schultz-q2-2016-results-earnings-call-transcript?part=single

決算発表メモ

既存店売上高は+6%、購入額が+4%、客数増が+2%でした。

アメリカの売上は+7%、購入額が+3%、客数増が+5%でした。

CAPの売上は+3%、購入額が+2%、客数増が+2%でした。

EMEAの売上は+1%、購入額が+0%、客数増が+1%でした。

non-GAAP営業利益は$878 +11%でした、マージンは17.6%でした。

350店舗の純増で、トータル23921店舗となりました。

ロイヤリティープログラムは8%増加でした。

http://investor.starbucks.com/phoenix.zhtml?c=99518&p=quarterlyearnings

直近の決算推移（GAAP）

四半期	2015/12/27	2015/9/27	2015/6/28	2015/3/29
売上	5.37B	4.91B	4.88B	4.56B
営業利益	1.06B	0.97B	0.94B	0.78B
純利益	0.69B	0.65B	0.63B	0.5B

5年間の株価の動き

同じカテゴリーの記事

SBUX カテゴリーの記事一覧 - Invest Shift

関連書籍・商品など

【書評】スターバックス成功物語 - Invest Shift

スターバックス成功物語

【書評】スターバックス再生物語 つながりを育む経営 - Invest Shift

スターバックス再生物語　つながりを育む経営